digital matter

2009 年 10 月 のアーカイブ

iPhoneのSafariでtouchendイベントを使うときの注意

iPhone用のドラッグアンドドロップで操作できるWebアプリを作っていて、うっかりはまったtouchendの挙動についてのメモ。

最初に書いたコードはこんな感じでした。

function touchhandler(e) {
    var x = e.touches[0].pageX;
    switch (e.type) {
        case 'touchstart':
            break;
        case 'touchmove':
            break;
        case 'touchend':
            break;
    }
}

document.getElementById('sample').addEventListener("touchend", touchhandler, false);

このプログラムではtouchendの処理が実行されません。

というのもまぁ、気づけば簡単なことなんですが、最後の指をスクリーンから離してtouchendのイベントが発生するときは、もうスクリーンに触ってないのでe.touches[0]がundefinedになるんですね…

なので、touchendのときは、引数で受け取ったe.touchesは注意しましょうという話。

今回参考にさせていただいたのは以下のサイト。

flashcast:フリーで働くITエンジニア集団のブログ: ipod touch用のWeb Applicationを作成してみる(canvasでお絵かき編)

SitePen

Web開発参考サイト – iPhone 3G DevWiki

Windows 7でSynergyを使おう

ライセンス版で数週間早く入手したものの、結局パッケージ版が発売されてからインストールしました。Windows 7。

XPの入っていたノートPC(Panasonic Let’snote R5)にWindows 7 Professionalをインストールしたので、とりあえずメインPCから操作できるようにしようと、Synergyをインストールするも…手動で起動すれば動作するものの、自動起動すると動作せず。管理権限で実行してサービスに登録しても動作せず。というか、繋がってはいるみたいなんですけどね。サーバ側のマウスがどこかに行ってしまうので。

で、synergyは2006年に更新が止まって、Vistaも対応していないし、何か後継があるハズ…と思って英語のWikipediaを見たら、synergy-plusというフォークプロジェクトがあったんですね。

Google先生も、「synergy」で検索したら、「もしかして synergy-plus」くらい出してほしいところですが…

32bit版、64bit版もあるので、7から64bitに乗り換えた人も安心ですね。

plusを入れる前に、一度synergyを入れていたので、設定情報を引き継いでくれているようです。といっても必要な設定項目はHost Nameの設定だけですけど。

とりあえずsynergy-plus-1.3.4-Windows-x86-r1.exeをダウンロードしてインストール。今回はクライアント側(操作される側)として使います。

やっぱり色々問題ありました…

  • ログイン画面では入力ができない
  • UACになると操作はできない

あぁ、微妙…というか、大して改善されてないですね…

自動ログインにしてWindows7のUACも無効にしてしまえばいいのかなぁ…複数ユーザ使いたい場合はどうしようもないしなぁ…

Vistaでの対策は以下のページ参照。

Fixing Problems with Synergy on Windows Vista :: the How-To Geek

Windows 7でUACを無効にするには以下のサイト参考。

Disable User Account Control(UAC) For Administrators Only :: the How-To Geek

ざっくり日本語版での対応を説明すると、

スタートメニューの検索からsecpol.mscと入力して実行。ローカルポリシーのセキュリティオプションから、「ユーザー アカウント制御: 管理者承認モードでの管理者に対する昇格時のプロンプトの動作」をダブルクリックして、「確認を要求しないで昇格する」を選択。

らしいですよ?試してないですが。

結論としては、今後に期待…

Pythonのwin32comからSilverlightを使おうと試みる

最終的にはPythonで書かれたWindowsアプリケーションで、Silverlightのコンテンツをロードしたいという目的なのですが、とりあえずSilverlightのActiveXコントロールを読み込んで動作を確認してみたいので色々実験。

まず、インストールされているSilverlightのバージョンを調べてみる。

Javascriptで書かれたコードがいくつか見つかったのでそれを書き直す。

以下はJS版。

var control = new ActiveXObject('AgControl.AgControl');
alert(control.IsVersionSupported('3.0'));

これをPythonで書いてみる。

import win32com.client
control = win32com.client.Dispatch("AgControl.AgControl")
print control.IsVersionSupported('3.0')

Silverlight 3がインストールされていればTrueが表示されます。

他にどんなメソッドが定義されているのかを調べるために、Visual StudioからAgControlを参照して、オブジェクトブラウザで調査。

というか、Silverlightのプラグインのリファレンスがあった。

Silverlight プラグインのオブジェクト リファレンス

が…Sourceを指定してもIsLoadedプロパティがTrueにならない…うーん…もう少し調べてみる。

ARToolkitのセットアップメモ

ARToolkitで開発してみようと思い立ったのでセットアップの自分メモ。

工学ナビ – 「攻殻機動隊」「電脳コイル」の世界を実現! – ARToolKitを使った拡張現実感プログラミング

工学ナビの中の人の研究と周辺 ゼロからはじめるARToolKit on VisualC++ 2008 Express Edition

VC++ 2008 Express EditionでARToolkitをビルドしてみる – やざわラボ Wiki

Visual C++ 2008 Express Editionを使ったのですが、1番目のサイトの情報そのままで大体はOK。

サンプルの実行は3番目のサイトにあるように、「デバッグ」-「新しいインスタンスを開始」でsimpleLiteとか実行できます。

うっかりハマったのは、Dataフォルダの置き場所。というか、実行したいサンプルのそれぞれのオプションに

「デバッグ」-「作業ディレクトリ」 – ARToolkit/binの絶対パス

を書かないとダメだったんですね。さもなくば、ARToolKit\examples\simpleLiteの下にDataフォルダ置いてください。

あと、DSVLはバイナリが公開されているので、ダウンロードしてくれば自分でビルドする必要なし。

PythonでMIDI出力をしてみる

既存のPythonで作ったWindowsアプリケーションにMIDI出力を組み込む用事があったので、実験してみました。

参考サイトはこちら。

sulume blog» ブログアーカイブ » python で MIDI を使う

MIDIIO.dllというのはおーぷんMIDIぷろじぇくとで公開されているMIDIメッセージ入出力用ライブラリです。

これもダウンロードして、pyファイルと同じ場所に置いておきます。

で、ソースコードはこちら。

import ctypes
import time

midiiolib = ctypes.windll.LoadLibrary(r".\MIDIIO.dll")

c_deviceName = ctypes.create_string_buffer(32)

midiiolib.MIDIOut_GetDeviceName(0, c_deviceName, 32)
midiout = midiiolib.MIDIOut_Open(c_deviceName.value)

c_mess = ctypes.create_string_buffer(3)
c_mess.value = '\x90\x3C\x64'

midiiolib.MIDIOut_PutMIDIMessage(midiout, c_mess.value, 3)

time.sleep(3)

midiiolib.MIDIOut_Close(midiout)

説明することもあまりないですが、8行目のMIDIOut_GetDeviceNameで、MIDI出力の先頭のデバイスの名前を先に取得します。

で、その名前を使ってMIDIOut_Openで出力デバイスを開きます。

11~12行目ではノートを作成します。とりあえずドの音でも鳴らしておきます。この辺もMIDIIO.dllに入っていたドキュメントのサンプルと同じ。

あとはMIDIOut_PutMIDIMessageで出力するだけです。

ちゃんと閉じておかないと、次回音が鳴らなかったりする(オープンに失敗します)ので、MIDIOut_Closeで閉じておきましょう。

実験として、ちょっと長いデータを指定してみる。

import ctypes
import time

midiiolib = ctypes.windll.LoadLibrary(r".\MIDIIO.dll")

c_deviceName = ctypes.create_string_buffer(32)

midiiolib.MIDIOut_GetDeviceName(0, c_deviceName, 32)
midiout = midiiolib.MIDIOut_Open(c_deviceName.value)

notes = ['\x90\x3C\x64',
         '\x90\x3E\x64',
         '\x90\x40\x64',
         '\x90\x41\x64',
         '\x90\x43\x64',
         '\x90\x45\x64',
         '\x90\x47\x64',
         '\x90\x48\x64']

c_mess = ctypes.create_string_buffer(3)

for note in notes:
    c_mess.value = note

    midiiolib.MIDIOut_PutMIDIMessage(midiout, c_mess.value, 3)
    time.sleep(0.5)

time.sleep(1.0)

midiiolib.MIDIOut_Close(midiout)

和音を鳴らしてみるテスト。

import ctypes
import time

midiiolib = ctypes.windll.LoadLibrary(r".\MIDIIO.dll")

c_deviceName = ctypes.create_string_buffer(32)

midiiolib.MIDIOut_GetDeviceName(0, c_deviceName, 32)
midiout = midiiolib.MIDIOut_Open(c_deviceName.value)

notes = ['\x90\x3C\x64',
         '\x90\x40\x64',
         '\x90\x43\x64']

c_mess = ctypes.create_string_buffer(3)

for note in notes:
    c_mess.value = note

    midiiolib.MIDIOut_PutMIDIMessage(midiout, c_mess.value, 3)

time.sleep(3.0)

midiiolib.MIDIOut_Close(midiout)

とりあえずこれだけできれば満足なので終了。

ネットワークドライブからデータを全部バックアップする

TeraStationのHDDが1台故障したので、交換を前に中身を全部バックアップする必要がありました。

ちなみに以前同じような症状でRAID崩壊させたことがあるので今回は慎重に…

共有フォルダのルートがたくさんあるので、それをいかに簡単にコピーするかがキモ。

共有フォルダ自体はコピーしようとドラッグアンドドロップすると、ショートカットが作られてしまう。

やりたいことは、PCを使ってLAN内のNASからデータを全部コピーして、ローカルに接続してあるUSB HDDにバックアップすること。

で、robocopyコマンドというのが便利っぽいので使ってみた。使ったOSはWindows Vista。標準コマンド?

まずは対象のフォルダ名一覧の取得から。

C:\> net view \\NAS

みたいにすると、フォルダ一覧が文字情報として取れます。

で、robocopy。

robocopyでフォルダをバックアップ/同期させる - @IT

どうやらrsyncみたいに使えるよう。

C:\> robocopy /mir \\NAS\dir1 C:\Backup\dir1

という感じで書けば対象ディレクトリの中身をミラーリングコピーしてくれます。

ちなみに受け側ディレクトリは作っておかなくても勝手に作ってくれます。

というわけで、先ほどのnet viewの結果を流し込んだコマンドリストを作ってbatファイルに保存して、実行。

全部きれいにバックアップできました。

今xcopyって推奨されてないんですね。知らなかった。

FON2202をFailSafeモードで復旧させる

前回FON2202にカスタムファームを入れようとして失敗して、何もできなくなっていた状況の続き。ファームウェアを強制的に上書きする方法がありました。

前回:FON2202のファームウェアのビルド : blog.loadlimit – digital matter -

lostmanさんにコメント欄でFONの復旧方法を教えていただいたので実践。
作業は概ね以下の通り。

(鬱とSEと)コンピュータ: FON2202のFailSafeモード

Failsafe Mode – FON Wiki Beta

Wikiでは有線をおすすめされているので、有線で試してみました。
というより、無線でやったらなぜか成功しなかったので…

  1. とりあえず電源が入っている場合は、ACアダプタを外してください。
  2. LANケーブルをPCとFONのCOMPUTERポートに直結します。他は何も繋がず。
  3. FONの底面にある赤いボタンを先の細いもので押します。
  4. 押しながらACアダプタを繋ぎます。
  5. 15秒くらいそのまま待って、ボタンを離します。
  6. IPはDHCPで配られます。配られるまで1分以上かかるかも。気長に待つ。
  7. ランプが色々光ったあと、POWERとWIRELESSが同時にオレンジで点滅するようになったらFailsafeモード突入成功。

ちなみに配られるIPは192.168.1.x/255.255.255.0なので、他のネットワークアダプタが同じ範囲を使っていないか注意。

IP取得成功するとこんな感じ。

Ethernet adapter ローカル エリア接続:

        Connection-specific DNS Suffix  . : lan
        IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.1.193
        Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0
        Default Gateway . . . . . . . . . : 192.168.1.1

で、 http://192.168.1.1/ にアクセス。

ユーザ名とパスワードを求められるので、ユーザ名に「admin」、パスワードに本体裏のシリアル番号(S/N)を入力。

あとはフォームにtar.gz形式のファームウェアファイルを指定して送信するだけ。30分ほど待つと勝手にFONが再起動して、復旧できます。

DEVELOPERファームに復旧したので、再度再起動してSSH接続成功!やー、シリアル接続するハメにならなくて良かった。

以下も参考。

FON2202にDEVELOPERファームを入れてSSHアクセスできるようにする : blog.loadlimit – digital matter -