2012 年 2 月 のアーカイブ

Windows版MySQLの配布形態ごとの違い




















Windows版のMySQL Server 5.5には、3種類の配布形態があります。

MySQL Installer

http://www-jp.mysql.com/downloads/installer/
msi形式のファイルです。
mysql-installer-5.5.21.0.msiのようなファイル名になっています。

サーバーに加えて、サンプルとドキュメント、Connectors、Workbenchなどのツールが含まれます。一番多くの人におすすめできるパッケージとの事。

The Complete Package

http://www-jp.mysql.com/downloads/mysql/
WS000006

上2つがComplete Packageです。mysql-5.5.21-win32.msiのようなファイル名になっています。組み込みサーバやベンチマークスイートなどが含まれます。

The Noinstall Archive

Complete Packageと同じURLで配布されています。上の画像では、Zip Archiveと書かれているもののうち、上2つです。mysql-5.5.21-win32.zipのようなファイル名になっています。

ファイルサイズが大きいのは、テストやベンチマークなどに加えて、デバッグ情報(pdb:プログラムデバッグデータベースファイル)が付属しているためです。

ただし、このzipファイルにはMySQLInstanceConfig.exeは含まれていません。my.iniファイルの作成とサービス登録は自力で行う必要があります。

ちなみに最後のひとつはソースコードです。バイナリは含まれていません。

それぞれのパッケージのインストール方法と、インストーラーの挙動はpdfで公開されています。
http://downloads.mysql.com/docs/mysql-windows-excerpt-5.5-en.pdf

表です。5.1のEssentialsを参考にしているので間違っているかもしれません。
出典:http://downloads.mysql.com/docs/mysql-windows-excerpt-5.1-en.pdf

 

Installer

Complete

No-install

Installer

あり

あり

なし

MySQL Server Instance Config Wizard

あり

あり

なし

Test Suite

なし

あり

なし

MySQL Server

あり

あり

あり

MySQL Client Programs

あり

あり

あり

C Headers/Libraries

あり

あり

あり

Embedded Server

なし

オプション

あり

Scripts and Examples

なし

オプション

あり

5.1まであった、Essentialsはなくなったようです。

MySQLのmsi形式のインストーラーは、別のMySQLInstaller.exeを展開して使うためにあるようなものなので、インストール先ディレクトリをmsiexecを使ったコマンドラインで指定したりできません。

NSISなどに組み込んで、インストール先を指定したい場合はzipで配布されているNo-install版を使うのが正しいようです。


URLGrabberでFatal Python error: deallocating None




















URLGrabberで数千件のURLをkeep-aliveで取得しようとすると、大体同じような回数でFatal Python error: deallocating Noneが出ることがあります。

どうやら、PycURLの参照カウントの問題らしいです。

パッケージでインストールされるものは古いので、PycURLを最新のソースからインストールしなおしましょう。以下、環境はDebian squeeze+python 2.6。

python-pycurlをすでにインストールしている場合はアンインストールしておく必要があります。

# aptitude install python-pycurl
でインストールしている場合は、
# aptitude purge python-pycurl
でアンインストールしておきましょう。

pycurlは最新のものをsourceforgeのCVSからダウンロードします。

SourceForge.net Repository – [pycurl] Index of /pycurl
下の方にある、「Download GNU tarball」のリンクからtarファイルをダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルをpycurl.tar.gzなどに名前変更して、tar xvzf pycurl.tar.gzで展開できます。

ビルドにはcurl-configとPython.hなどが必要なので、必要なパッケージをインストールしておきます。

# aptitude install python2.6-dev libcurl4-gnutls-dev

pycurl.tar.gzを展開したら
# cd ./pycurl/
# python setup.py install
で、インストール完了です。

ちなみに、python2.6-devをインストールしていないと、
src/pycurl.c:42:20: error: Python.h
のようなエラーが大量に出ます。

とりあえずこれで、今のところ安定動作しています。